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データ分析で大事なこと

 データ分析を行うのに必要なデータが集まったとします。じゃあ、データ分析をしよう、ということになります。このデータ分析を行うときに最も大事なことってなんだと思いますか?
 データ分析の専門的な方法を知っていて、計算などができることでしょうか?たしかに、そういった計算などができるということもデータ分析に必要な要素ではあります。
 でも、データ分析を行う上で最も大事なことは、「データ分析のための計算ができること」ではありません。計算ができることよりも、もっと大事なことがあります。


データ分析をするということ

 「データ分析をする」、この言葉を聞いてどのようなことをイメージされますか?「集めたデータについて、(統計などの)数式等を適用して分析する」といったようなことが一般的にイメージされるデータ分析ではないでしょうか。
 このイメージは決して間違ってはいません。実際に、データ分析の際には「集めたデータを、なんらかの形で分析する」ことを行っています。ということは、たしかに「データ分析の方法を知っている」ことはデータ分析を行うのに必要な要素ではあるわけです。
 でも、それよりも、もっと重要なことがあります。


データ分析で最も大事なこと

 データ分析の一連の流れの中で、最も大事なのは「結果をどう判断するか」ということです。
 もちろん、「データ分析」を行うには、分析方法に関する知識や、ソフトウェアの操作に関する知識などが必要です。データ分析の勉強をするときにも、これら分析方法に関する知識やソフトウェアの操作に関する知識などの勉強を行うことになります。これらの知識がなければデータ分析はできないのですが、これらよりも「結果をどう判断するか」ということの方がより大事なのです。
 データを正しく扱い、適切な数値の結果が得られたとしても、その結果の意味の解釈を間違えたら、あるいはなにかを見落としたら、適切な分析を行ったことにはならないわけです。そして、その誤った解釈等に基づくコンサルティングは、誤った内容のコンサルティングになってしまうはずです。

例えば

 「X」という事由(数値)を改善したいと考えてデータ分析をしていく過程で、「Xは、Yという事由と強い関連性がある」ということがわかったとします。そこで、単純に、「強い関連性があるのだから、YをコントロールすることでXの数値が改善できる」と考えるのは早計なのです。XとYのどちらにも強い影響を与える「Z」という事由があって、そのZの影響でXとYの両方が同時に増減していて、そのためにXとYに強い関連性があるように見えているだけかもしれないのです。
 この場合、「Z」が原因であることがわからなければ、誤った判断、決断をすることになります。


判断を誤らないために必要なこと

 こういった誤った判断をしないための大事な心構えがあります。
 上記の他、誤った判断には様々なパターンがありますが、どういったケースであっても、「数字だけが独り歩きした」ときに誤った判断をしてしまう、というのは共通しています。
 データ分析の結果は、「数字」で表されます。その数字だけを見て、リアルな現場が見えなくなると誤った判断につながりやすくなります。
 誤った判断をしてしまうのを防ぐためには、「現場の実際の状況に即して判断すること」を常に意識していることが有効です。あくまでも、現場があって、その内容や状況を分析しています。空想の世界のことを分析しているわけではありません。
 これが出来ていれば、実態とかい離した誤った判断にはなりません。
 また、もし、いままでに収集したデータでは情報が不足していると判断した場合は、追加の情報を集めてからあらためて判断するようにします。

 あわせて注意点がもう1つあります。Work Data Consultantが専門としている労務管理分野などのように、法律の影響が強く、かつ、法律の改正が頻繁にあるような分野の場合には、法律の内容や動向についてもちゃんと押さえておく必要があります。法律が改正されたのを知らないでいて、法律違反をしてしまっては、働き方を改革する意味がありません。

 会社内でデータ分析をしなければならなくなったときには、ぜひ上記のようなことを意識してみてください。きっと有用です。
また、判断等でなにかご不明な点等があれば、どうぞお問い合わせください。メールで概要をお知らせいただければ、少なくとも、ともに悩むぐらいのことはできます。



 まとめ

◆最も大事なのは「結果をどう判断するか」
◆判断を誤らないために「現場の実際の状況に即して判断すること」
◆労務管理分野などでは、法律の内容や動向についても押さえておくこと



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